設立:1938年8月10日
初代社長、作田敏世氏が三輪精機の前身である「三和精機株式会社」を設立した。当時は、兵器の生産に適用する“ゲージ専門工場”であった。
1946年9月17日
西海敏夫氏が社長に就任。組織人事を刷新し新体制で経営再建に着手する。
1946年10月9日
新体制による三和精機の業務開始。工進精工所から三和精機に仕事を持ち込み、鉄道車両部品の製造販売を始める。以後この日を創立記念日とする。
1948年12月1日
商用車用製品の生産開始。「三輪精機株式会社」と商号を変更。現在の主力製品であるエアコンプレッサの納入が開始された。
1956年7月
三輪精機と工進精工所の合弁で「(株)三進プレス工業所」を設立。その後、平成1年6月に社名を「サンシンインダストリ(株)」に変更する。
1959年6月24日
西海社長の経営理念を明文化した企業目的が制定された。
1962年9月11日
国際職業訓練大会(技能五輪)旋盤部門に日本が初参加で弊社社員白石勝義が金メダル受賞。
1967年4月15日
2階建の組立工場が完成。(当社初の鉄筋コンクリート造り)1階を油圧機器部品、2階をエアブレーキ部品の防塵組立工場として新築された。
1969年10月1日
「ニシウミ技術研究所」が設立された。略称:nel
1970年3月31日
5階建て工場完成(西工場)。
1973年11月6日
総合的品質管理を実施して業績の向上が認められる企業に対して授与される賞である「デミング賞実施賞中小企業賞」を受賞。
1973年12月28日
第2期工事として5階建て東工場が完成した。
1974年12月
エアブレーキ製品を手がけている米国ミッドランドロス社と合弁で「サンワ・ミッドランド(株)」を設立。
1976年10月1日
(株)鳥羽洋行と合弁で「スリーバードダイキャスト工業(株)」を設立。
1977年2月
油圧式全自動トランスミッション(DMT)を開発した米国サンドストランド社と合弁で「サンワ・サンドストランド(株)」を設立。
1983年4月11日
羽生工場第一期工事が完成し開所式と同時に生産を開始。
1983年9月14日
ニシウミグループのシンボルマークが制定された。
1983年11月16日
油圧式キャブティルト装置の基本特許を持つ米国アプライドパワー社と合弁で「サンワ・パッカー(株)」が誕生。
1985年2月28日
羽生工場第二期工事が完成した。与野からバキュームポンプやカークーラー等の生産ラインを移設。
1988年7月22日
羽生工場に大型プレス工場と食堂・事務所が完成(第三期工事)。
1988年9月1日
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やASR(ドライブ・スリップ・コントロール)を開発した独国WABCO社と合弁で「サンワブ・イー・ビー・エス(株)」を設立。
1990年5月
与野に新事務所棟(5階)が完成。
1991年3月11日
川越工場を新設。(後に、川越第二工場と名前を変更する。)
1996年11月18日
羽生工場第四期工事が完成した。又、nel実験所の増築を行なった。
1997年11月28日
顧客満足度の向上を計ると同時に、三輪製品の国際市場への拡大を進める上での必要性からISO9001の認証を取得。
2001年4月
(株)ボッシュよりエアコンプレッサ事業が移管される。これにより国内商用車用のエアコンプレッサメーカは三輪のみとなった。
2001年11月30日
ISO14001の認証を取得する。
2002年1月1日
サンシンインダストリー(株)を合併。
2002年7月1日
スリーバードダイキャスト工業(株)を合併し、三輪精機(株)川口工場とした。
2004年11月
独資で上海三輪汽車零部件有限公司を設立した。
2010年8月
羽生第二工場が稼動した。
2012年9月
川越第二産業団地内に本社工場が完成し、事務所・工場共与野工場より移転した。また、これに伴ない従来の川越工場の名称を川越第二工場に変更した。
2015年1月
タイに「THAI SANWA LTD.」を設立。
2015年4月
川口工場を川越第二工場に移転。